扉

初めて路面店を開くとなると、やはり一番最初に考えるのが、入り口。
そう、扉です。
ガラスの扉にしようか、木製の扉にしようか、、、
色々と悩んだ末、見つけた日本のアンティークの木製扉を直して設置することに。

まずは板材を補強し、できる限り枠の歪みを補正

イリーヴァの木の色にオイルステインを

オリジナルの金具を戻して

ドアノブに合わせて真鍮のドアベルを付けて
イリーヴァ夫妻の自宅もそうなんですが、昔の日本の扉のノブって小さくて可愛いですよね。よくコメントをいただきます。
これで完成だと思ってたんですよ。
少なくとも出来上がって一月位は、大満足だったんです。
「ガラスはめてみようか?」と誰からともなく言い始め、、、
ガラスをはめたんです。
また暫くの間は、大満足だったんです。
「ガラスもう少し大きくてもよかったかもね?」と誰からともなく言い始め、、、
そして、また暫くの間は、大満足だったんです。
「どうせだったらさー、、、」と誰からともなく言い始め、、、

最初にガラスをはめた状態。

穴を広げて、、、

一回り大きなガラスをはめたんです

今度は枠もちょっと格好つけようと

カンナ屑も綺麗

これが現在の姿!

ドアノブに合わせて、キーホールカバーも、Mayaが真鍮で作りました。
一番上の写真、少しわかりにくいですが、扉のほとんどガラスになったので、下のガラス越しには時々看板犬のレインが見えるんです。
始めに「ガラス」と「木」で悩んでいて、
たどり着いたのは、「木の温もり」と「ガラスの開放感」両方の長所のいいところ取り。
思いついたらやってみる。
気になったらすぐに手を入れる。
手作りの店だからこそ、自分たちで作っている店だからこそできるコトです。
さーて。今イリーヴァはどんな大工仕事をしているでしょうか?
出来上がったらまたここで紹介しますね。