ナチュラルダイヤモンド
ナチュラルダイヤモンドとは
ナチュラルダイヤモンドと言う言葉の定義は厳密にはありません。
「自然のままのダイヤモンド」や「自然な色合いのダイヤモンド」と言う両方の意味が含まれています。なので「ナチュラルカラーダイヤモンド」と呼ばれる事もあります。
アメリカでは、施すカットの呼称から「Rose Cut Diamond 」と呼ばれたり、「Rustic Diamond (素朴なダイヤモンド)」と呼ばれたりします。
そもそも、「ダイヤモンド」はすべて自然(天然)の物質です。そして多くのダイヤモンドは自然のままのものです。
自然のままでない状態のダイヤモンドというのはレーザーで内包物を除去したりヒビをガラスなどで埋めたり、熱や放射線を用いて色味を引き立てたりすることです。
4Cのクラリティーとカラーの評価が高い無色透明のダイヤモンドは、自然界では本当に稀な物質です。自然界に存在するほとんどのダイヤモンドは4Cの評価においては規格外ということになります。今ではすっかり市民権を得ているブラックダイヤモンドも、近年までは宝石として見られていませんでした。
無色透明のダイヤモンドやクオリティーの高いファンシーカラーダイヤには他の宝石にはない圧倒的な魅力がありますが、規格外のダイヤモンドにも実はとても魅力的なものがたくさんあります。
この数年の間に、日本でもナチュラルダイヤモンドは広く受け入れられるようになりました。従来のダイヤモンドの代用としてではなく共存する形で、違った目的で選ばれる方が多いように感じます。
ナチュラルダイヤモンドのの魅力
- 輝き
- 内包物があっても、ダイヤ特有の照りのある表面反射が綺麗です。
- 唯一無二
- 内包物による模様や、内部の色の配色、色の濃淡など、すべてが自然の造形ですので、同じものは二つとありません。
- ナチュラルテイスト
- 輝き方も色味も、「自然」の優しさがあります。